日本遺産ソムリエ・インタビューシリーズ

人気お天気キャスター・今井春花さんが日本遺産ソムリエに! 日本遺産の素晴らしさを多くの人に知ってほしい

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人気お天気キャスター・今井春花さんが日本遺産ソムリエに! 日本遺産の素晴らしさを多くの人に知ってほしい

気象予報士
今井春花さん

1999年茨城県生まれ、埼玉県育ち。気象予報士試験に1発合格し、テレビ朝日「グッド!モーニング」に出演中。天気予報に加え、春夏秋冬の旬の場所から生中継で魅力を伝えている。神社仏閣巡りが趣味で日本遺産検定を取得。世界遺産検定マイスター、星のソムリエも保有。2026年8月、日本遺産普及協会公式リポーター(日本遺産リポーター)に就任。

ドライブ、花火、無人島ーー旅行が大好き。今年の目標は1年で47都道府県制覇

――忙しい毎日の中で、普段どのように旅の時間を確保されていますか?
小さいころから家族にいろいろな場所へ連れて行ってもらった経験もあり、もともと旅行が大好きです。ただ、今はまとまった長期休みをとるのが難しいので、短時間や日帰りをフル活用しています。
仕事終わりに長野へ移動して1時間ほど滞在して帰ってきたり、仕事で神戸や名古屋など遠くに行った際も、少しだけ周辺地域に足を伸ばしたりと、すきま時間を使ってフットワーク軽く旅を楽しんでいます。

――九州一周ドライブを楽しんだり、1年で「47都道府県制覇」を目標にしたりと、アクティブに旅をされているそうですね。 

以前、3日間・総距離900kmのドライブで九州7県をめぐり切った経験があります。神社仏閣などは駅から離れた場所や山の上にある場合も多いため、自分でレンタカーを借りて運転するスタイルが多いです。
「47都道府県制覇」に向けて、まだ訪れていない東北や近畿などの県も少しずつめぐっていきたいと思っています。

――これまでの旅で、特に印象に残っているエピソードを教えてください!
大の花火好きで、毎年夏シーズンを心待ちにしています。特に社会人になって初めて旅行で訪れた「長岡まつり大花火大会」には大きな衝撃を受けましたね。信濃川の広大な空間をフルに使って視界一面に広がる圧倒的なスケール感に深く感動し、翌年は友人8人を誘ってみんなで観に行ったほど思い入れがあります。
もうひとつは、唯一まとまった休みがとれる年末年始を利用して行った「沖縄の無人島での年越し」です。友人たちと、「持参できるツールは一人ひとつだけ」というルールを決めて行ったんです。食料や便利グッズではなく、あえて膨らませるエアマットを選びました(笑)。結果的に寒さと強風で快適とは程遠かったのですが、朝焼けの美しさは、今でも忘れられない特別な思い出です。

検定の勉強を通じて知った「日本遺産」の素晴らしさ。多くの人に知ってほしい

――日本遺産検定を知ったきっかけと、3級を受験した理由を教えてください。
もともと世界遺産が好きで、学生のころに世界遺産検定にも合格していました。調べる中で「日本遺産」を知り、ウェブで探していたら検定があるんだと知ったのがきっかけです。「どんな遺産があるんだろう」と興味がわき、挑戦を決めました。

――どのように勉強されたのでしょうか?
直前の2週間くらいです。公式テキストを買って進めました。ただ、単に試験に受かるためというより「それぞれの遺産についてより深く知りたい」という気持ちが強かったですね。テキストはひとつの遺産につき2ページの説明だけなので、ざっと読んだあとに、文化庁のポータルサイトやYouTubeのショート動画、各自治体の公式HPなどを活用して、動画や写真などのイメージで理解を深めました。
日本遺産の場合、「この時代はここが良くて、それが次の時代になるとこう変わって今につながっている」といった、時代ごとの流れを把握するのがかなり難しかったです。そこで自分で年表を書き出し、時代ごとのつながりや他の遺産との共通点を整理しながら覚えました。
移動が多いので、そのすきま時間に集中して勉強しました。

――実際に受験してみていかがでしたか?
勉強するプロセスそのものがとても楽しかったです。満点をねらっていたので2問ほど間違えてしまったのは悔しかったですが、手応え通り合格できて嬉しかったです。
勉強を通して特に興味を持ったのは、長野県の「信州上田・塩田平のレイライン」です。
日本の遺産で“レイライン”という言葉が出てくる意外性と、太陽の光との関わりにとても惹かれました。
また、勉強する中で鶴岡八幡宮で有名な鎌倉のように、だれもが一度は訪れたことがある身近な場所も、実は日本遺産として登録されていると知りました。
こんなに素晴らしい魅力があるのにその魅力がまだ広く知られていないのは大変もったいないと感じたんです。
「今、伝える仕事をしている自分だからこそ、日本遺産に関して何かご協力できることや自分にできる発信はないか」という思いが強くなりました。

――2級や1級への挑戦はお考えですか?
はい!すでに2級の申し込みは済ませました。1級は合格者がまだごくわずかとお聞きしたので、その仲間入りができたらいいなと思っています。少しでも早く合格できるように頑張ろうって(笑)

太陽の光や天候によって表情を変える神社仏閣や日本遺産の魅力を伝えたい

――これまで訪れた日本遺産の中で、印象的だった場所はありますか?
勉強を始める前から、知らず知らずのうちに15箇所ほどの日本遺産を訪れていました。群馬の絹産業遺産や千葉県の香取神宮など、後になって「実は日本遺産だったんだ」と知ることも多く、新たな視点で旅を振り返る楽しさを感じています。

――気象予報士の視点から、神社仏閣や日本遺産を楽しむポイントはありますか?
「日光東照宮」に訪れた時に強く感じたのが、お堂や建物に差し込む太陽の光による佇まいの変化です。日光東照宮のように要所の装飾に金が使われている建物は、太陽の光が当たることで格段に美しく光り輝きます。時間帯や天気、木々の隙間から入る光によってまったく違った表情を見せてくれますし、人によっては「むしろ日陰の方が素敵だ」と感じる魅力もあると思います。
将来的にはツアーの企画にも挑戦したいと思っているのですが、やはり「空とのつながり」を感じられるような、自然をテーマにした旅に魅力を感じますね。満天の星空や朝夕の光、あるいは天候によって表情を変える神社仏閣や日本遺産を巡りながら、自然の変化とその土地の魅力を一緒に味わえるような旅の企画をしてみたいです。

観光雑誌を読んでいるかのようなワクワク感。次の旅行が一段と楽しくなる

――受験を検討されている方へのメッセージ

日本遺産検定の勉強は、まるで魅力的な観光雑誌を読んでいるかのようなワクワク感があります。歴史を知る楽しさはもちろん、ふと軽く足を運んだ場所が実は日本遺産だったと分かると、何かちょっと得したような嬉しい気持ちになれます。
知識が身につくことで「次にいく旅行が一段と楽しくなる」のが一番の魅力です。
旅の景色が一変しますので、ぜひ楽しみながら挑戦してみてください!

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