日本遺産ソムリエ・インタビューシリーズ
約1週間の勉強期間で「日本遺産検定3級」合格を勝ち取ったコツとは?
フリーアナウンサー
原千晶さん
テレビ・ラジオで活躍中のフリーアナウンサー原千晶さん。2026年に日本遺産検定3級に挑戦しました。なんと原さんは、約1週間の勉強期間で見事に合格。そんな原さんに、実際に行った勉強方法や日本遺産への思いを語っていただきました。
過去問を解いて難易度を把握、ポータルサイトの動画は要チェック
――日本遺産検定を知ったきっかけ、受験した理由を教えてください
2025年の末に骨折してしまい、自宅で過ごす時間が長く続いていたんです。せっかくだから「学び」の機会を持ちたいと思い、資格や検定の情報を探していたところ、「日本遺産検定を見つけました。
元々旅行が趣味で、日本の各地域にも興味があったので、日本遺産を学んで名所の背景にある物語を知りたいと思って、受験を決意しました。
実は「日本遺産検定」を見つけたのは、ちょうど申込締切の日だったんです。勉強時間が少ないことへの不安はありましたが、逆に「締切当日に見つけたのは運命だ!」と思って申し込みました。笑
――試験日まで時間がない中で、どのように勉強されたんですか?
「公式テキスト」と「過去問題集」を入手したのが試験の1週間前でした。まずは公式テキストをじっくり読み、その後に過去問を解いてみました。過去問を解いたことで、だいたいの難易度がつかめたので、それからポータルサイトや対策講座もチェックしました。
最初の5日間は5時間くらいずつ、最後の2日間は10時間くらいずつ、ひたすら勉強しました。ちなみに「日本遺産ポータルサイト」の動画がとても役に立ちました。文字ではなかなか頭に入らなかったことが、映像になっているのでわかりやすかったです。音楽も素敵なんですよね。受験される方はぜひ見てほしいです。
――実際に受験してみた感想はいかがですか?日本遺産検定2級や1級に興味はありますか?
試験は難しかったですが、「公式テキスト」や「過去問題集」をしっかり学べば正解できる問題が出題されていたので、それを落とさなかったことで、合格できたのではないかと思います。
今回3級の勉強をしてみて、これまで知らなかった魅力的な名所を数多く知ることができましたし、実は自分にゆかりのある地域にも、たくさんの日本遺産があることを知りました。もっと深く日本のことを知りたくなったので、機会があれば2級・1級にも挑戦してみたいと思っています。
日本遺産を学んで歴史的背景を知った場所を、改めて訪れてみたい

――旅行が趣味で、旅のお仕事もされているとのことですが、どのような旅をされるのでしょう?
家族が旅行好きで、国内外の様々な場所に連れて行ってもらいました。福岡出身なので、子供の頃は長崎や大分、高千穂、奄美、五島列島など、九州旅行が多かったです。とくに壱岐(いき)によく行っていました。海が本当にきれいで、海鮮がとてもおいしいのでおすすめです。親の実家がある広島にもよく行きました。
仕事では、学生時代に第36代宝くじの「幸運の女神」に選ばれ、日本全国を回ってPRをしました。
現在は「ふわり愛」(全国15局で放送)という旅番組のレポーターをしています。月に1度、アイドルや芸人さんと一緒に各地を訪れて、地域の魅力を紹介しています。
今後もぜひ旅の仕事に携わっていきたいですね。
――思い出に残っている旅先や、これから行きたい場所があれば教えてください――
日本遺産で言うと、津和野、尾道、出雲、大山などなど17箇所に行ったことがあります。なかでも大分県・耶馬渓(やばけい)の紅葉の風景が本当に素晴らしかったです。葉の色づきの美しさはもちろん、生命力を感じさせるような渓谷の壮大さに圧倒されました。様々な場所で紅葉を見ましたが、あの絶景は忘れられません。
それから、北海道・小樽の運河がとても綺麗なので好きなんですが、小樽が金融の街だったことや「北海道の心臓」と呼ばれていたことを、検定の勉強を通してはじめて知りました。改めて訪れてみたいですね。また、山口県で長く仕事をしていて、観光名所として関門海峡を知っていましたが、歴史的背景を詳しくは知らなかった。今度じっくり旅をしたいですね。

日本の魅力を再認識できる「日本遺産」。楽しみながら学んでほしい
――日本遺産の魅力は何だと思いますか?――
日本遺産のことは数年前から知っていましたが、検定の勉強を通じてその魅力・面白さに気がつきました。
これまで旅行や仕事で訪れた場所で「すごいなあ」と感動することがあっても、それで終わっていたんですよね。でも、日本遺産を学んで、どんな場所にも、歴史的・文化的背景やそこに関わる人々の暮らしがあるのだと気がつきました。旅の本当の楽しみ方や深みがわかった気がします。
ひとつの名所だけではなく、文化財同士が関連していて、点ではなく線でつながるストーリーとなっているのも素敵ですね。
――日本遺産をもっとたくさんの人に知ってもらうにはどうすると良いと思いますか?――
日本遺産を訪れるツアーやイベントがたくさんあると良いのではないでしょうか?
実際に現地に行って、文化財を目にして、体験することで、本当の魅力を知ることができると思います。資格を持っている方が解説をしてくれたらなお良いですね。
地域や名所について知識を持っている人が、どんどん魅力を伝えていくことも大切だと思います。私も日本遺産ソムリエになったので、現地に行く機会があったら、SNSなどで情報を発信したいですね。
――日本遺産検定受験予定者へのメッセージをお願いします――
日本の各地域が持っている魅力は本当に多彩で、日本に住んでいる人も知らないような素晴らしい文化や歴史がたくさんあります。まずは好奇心を持って、楽しみながら学んでみてほしいです。
日本の魅力に改めて気づき、日本人でよかったなと思える機会になると思います。
